怒2

前回に続いて怒りの話である。昨今巷には怒りが蔓延しているのだろうか。怒らないための本も沢山売られているし、不寛容のこの社会の中で怒りに遭遇し疲れ果ててしまうこともある。怒りはある程度がまんしてても一度溢れてしまうと堰を切ったように出てしまい止めるのが容易でない。子育ての中で最初は良かれと思って行った叱責もいつしか止められなくなる。後から考えるとパワハラと言われても仕方がない自分の愚行に申し訳ない気持ちになったり自己嫌悪に陥ったりする。