「安」の有難さ

原爆忌が過ぎお盆に入った。終戦記念日も間近に控え生命の大切さを考えがちになるこの時期、新型コロナ禍で余計に何事もない安らかなることの有難さがしみじみと感じられる。四萬六千日に蝋燭で描く一字も「安」という字を選ばせていただいた。移動も制限され心にも穏やかならぬものが沸き立ちやすい状態だと言動もつい攻撃的になりやすい。安らかな心を求め手を合わせる時間をなるべく持ちたい。