暴力は暴力を生む

相撲界で暴力が問題になっている最中であるが、津地裁では昨年起こった中学生を暴行の末死に至らしめてしまった悍ましい事件の判決が出ていた。その裁判員のコメントの中に加害者の少年が家庭内で暴力を受けており、そのことが暴力を正当化する考えに影響を与えているように感じたとあった。実際加害者の少年は喧嘩でしか問題を解決できないと考えていたとも述べていた。いろんなところで非暴力を目指している世の中であるが、武力は暴力と違うのだろうか。